このサイトの作成担当のM・Nです。また店主ネタになってしまいますが、8月から9月は古本の出張買取が結構忙しかったようで、お盆休みもなく働いていた店主でしたが、(私はお盆は伊豆まで旅行へ行きました! あ、友達とですよ)数日前のこと、珍しく朝からデスクに座っているのです。私は仕事をしておりましたが、隣のデスクでなにやらブツブツと独り言を言っているようで、気味が悪いのです。よく聴いてみますと、「売れる、売れる」「儲かる、儲かる」とつぶやいているのです。「気が散って仕事に集中できないので、独り言はやめてください」と店主に言いますと、店主は「独り言? 違うよ。これは言霊を発しているんだよ」と言うのです。言霊とは、言葉に出して言うと、その事が本当に現実になるというものらしいのですが、そんなことを言い出したということは、ウチの会社は儲かっていないのかな? と少し心配になってしまいました。こんな店主はほっといて、微力ながら私が頑張らねばと思っていましたところ、今度は「宝くじ当たる」「宝くじ当たる」とつぶやいているではありませんか。まったくもって呆れてしまいます。さらに店主は「これは秘儀だから、誰にも言うなよ。真似されたら困る」と言うのです。呆れて物も言えません・・・。ま、こんな店主ですが、古本の知識や文学や古典、哲学、美術や絵画などの知識は尊敬できますから、皆様ご安心ください。あと、古本屋の店主というと、なんか気難しいイメージがありますが、ウチの店主は全く逆でフレンドリーです。重ねてご安心を。
2016年10月4日